診断基準を公開しています

レジェドックの診断は、6人の名投資家の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準にもとづきます。特定の投資家・機関による監修・推薦を受けたものではありません。

一致度の計算方法

各基準に重みを設定し、充足(1.0)・一部充足(0.5)・未達(0.0)のスコアを重み付き平均したものが一致度(%)です。データを取得できずデータ取得不可(na)と判定された基準は分母から除外します。取得できた基準の重みの合計が全体の50%未満の場合は「判定不能」として一致度を表示しません。

バフェット式 財務品質

ウォーレン・バフェット

投資哲学: 長期にわたり安定して現金を生み続ける事業を、財務諸表の一貫性から見抜く

参考文献:

注記: 同氏の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準であり、同氏の推薦・監修を受けたものではない

基準一覧

B1 ROEの水準重み 3

採用理由: 自己資本を効率よく増やす力を最重要視(株主への手紙で繰り返し言及)。米国株の目安15%を日本市場の資本効率実態(市場平均約9%)に合わせ10%に設定。初版値・P3分布検証対象

B2 ROEの安定性重み 2

採用理由: 単年の高ROEでなく毎年の一貫性を見る(『財務諸表を読む力』の「一貫して高い」観点)

B3 営業CFの持続黒字重み 3

採用理由: 事業が現金を生み続けているかの直接証拠。会計利益より操作余地が小さい

B4 利益の現金裏付け重み 3

採用理由: 5年合計の営業CFが純利益合計をどれだけ裏付けるか。利益は意見・現金は事実

B5 財務の砦(自己資本比率)重み 2

採用理由: 借入に頼らない資本構成の頑健さ。直近期で判定

B6 EPSの右肩重み 2

採用理由: 1株利益の着実な積み上がり(4回の前年比較のうち増加回数で判定)

マンガー式 事業品質

チャーリー・マンガー

投資哲学: そこそこの事業を安く買うより、優れた事業を選ぶ。質の低さと無理な借入を最初に除外する

参考文献:

注記: 同氏の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準であり、同氏の推薦・監修を受けたものではない

基準一覧

M1 利益率の水準重み 3

採用理由: 高い利益率は競争優位(モート)の会計上の痕跡。純利益率で全会計基準を横断判定

M2 利益率の下限維持重み 2

採用理由: 好況年の平均でなく、最悪の年でも利益率が崩れないこと(質の一貫性)

M3 キャッシュ創出力重み 2

採用理由: 総資産に対する営業CFの創出効率。資産を現金に変える事業の質

M4 借入の規律重み 3

採用理由: 有利子負債が営業CFの何年分か。優れた事業は無理な借入を必要としない

M5 一時的利益への非依存重み 1

採用理由: 純利益が経常利益を上回る年は特別利益(資産売却等)への依存を示唆。日本基準のみ判定可(IFRSはna)

グレアム式 安全性

ベンジャミン・グレアム

投資哲学: 防御的投資家の基準。まず損をしない財務の安全域を確かめる(株価にもとづく評価水準の判定は本診断の対象外)

参考文献:

注記: 同氏の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準であり、原典の株価にもとづく評価水準の判定(PER/PBR)は株価データを用いないため対象外。同氏の推薦・監修を受けたものではない

基準一覧

G1 自己資本の厚み重み 3

採用理由: 保守的な資本構成(原典の「健全な財務状態」)。直近期で判定。初版値・P3分布検証対象

G2 流動比率重み 2

採用理由: 原典基準「流動資産が流動負債の2倍以上」の直接移植。金融業は流動性配列がなくna

G3 借入と純資産の均衡重み 2

採用理由: 有利子負債が純資産を超えない(原典の長期負債≤純流動資産の趣旨を取得可能な指標で近似)

G4 赤字の不在重み 3

採用理由: 原典基準「過去10年間赤字なし」の5年版。1年でも赤字があれば安全性の型には合わない(warnなし)

G5 配当の継続重み 2

採用理由: 原典基準「20年以上の連続配当」の5年版(取得可能範囲での近似)

リンチ式 成長性

ピーター・リンチ

投資哲学: 利益と売上が着実に伸び続ける会社を探す(PEGなど株価を使う判定は本診断の対象外)

参考文献:

注記: 同氏の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準であり、同氏の推薦・監修を受けたものではない

基準一覧

L1 売上の成長率重み 2

採用理由: 同氏の急成長株(20-25%)は日本市場で希少なため、優良成長(stalwart)の10%線を ok に設定。初版値・P3分布検証対象

L2 EPSの成長率重み 3

採用理由: 同氏が最重視する1株利益の成長。初値または末値が0以下の場合は判定不能(na)

L3 増収の頻度重み 2

採用理由: 成長の持続性(4回の前年比較のうち増収回数)。単発の急伸と区別する

L4 増益の頻度重み 2

採用理由: 利益成長の持続性

L5 利益率の改善傾向重み 1

採用理由: 成長が値引き(利益率悪化)で買われたものでないかの補助基準

マークス式 リスク耐性

ハワード・マークス

投資哲学: リターンの前にリスクを見る。業績のブレ・借入依存・下方耐性から「守りの強さ」を測る

参考文献:

注記: 同氏の公表された投資哲学を参考に kabueng Lab が独自に定義した基準であり、同氏の推薦・監修を受けたものではない

基準一覧

K1 売上のブレ重み 2

採用理由: 売上の変動係数(標準偏差÷平均)。景気敏感度の会計上の代理指標。初版値・P3分布検証対象

K2 利益のブレ重み 2

採用理由: 利益は売上よりブレやすいため閾値を緩く設定。平均が0以下(赤字体質)はng

K3 赤字転落の不在重み 3

採用理由: 下方シナリオでの耐性の実績。直近5年に赤字年があるか

K4 営業CFの安定重み 2

採用理由: 現金創出の途切れは危機時の脆弱性に直結する

K5 借入への依存度重み 2

採用理由: 総資産に占める有利子負債。レバレッジは下落局面で牙をむく(同書のリスク観)

ボーグル式 保有理由点検(保有ダッシュボード集計)

ジョン・C・ボーグル

投資哲学: 市場全体を低コストで持つ(インデックス)を基準線に、個別株を持つ理由と偏りを点検する

参考文献:

個別銘柄のスコアは持たず、保有ダッシュボードでのみ、本人がローカルで登録した保有銘柄一覧に対して機械集計します。集計は既に公開済みの診断値の単純平均等にとどめ、新規の金融計算や配分の変更提案は行いません。

集計ルール一覧

BG1 銘柄数と集中
BG2 業種の集中

sector は universe.json の提出者業種。最多業種が保有銘柄数の50%以上でwarn表示

BG3 型の偏り

保有銘柄の5型平均一致度(null除外の等ウェイト平均)の最大軸−最小軸が30pt以上で「偏り」表示

BG4 保有理由の問いかけ

テンプレの問いかけ文のみ(templates/diagnosis-text.json bogle 節)。事実の問いかけに限定し行動示唆をしない